【解答】
第60回 手話技能検定試験
2024年9月22日実施

正解率が低かったのは問10,16の数字問題と、問38,39,40の指文字問題でした。数字は3と8、そして4と9が似ていて混乱しやすいので、親指部分をしっかり見て確認してください。指文字は濁音や半濁音そして拗音では動きがあるので、組み合わさると、なかなか読みにくいですが、しっかりと練習すれば、大丈夫です。上の級になっても、数字と指文字は出題されるので、普段から練習しておきましょう。

全体的によくできていたのですが、正解率が低かったのは問42と問48でした。問42は、解答が「春か秋か」「ガーデンパークかテーマパークか」の組み合わせでした。正解は③毎年春はガーデンパークで遊びます、でした。Aの文章が先に出るので、やや難しかったかもしれません。問48は指文字の問題で、①マスカット、②オレンジ、③アカトンボ、④マンゴーなので、③が正解です。指文字は上級になっても出題されますので、しっかりと練習しておきましょう。

正解率が低かったのは問43,47,48,49でした。問43は指文字の問題でした。正解の②がアンゼンピンで、ほかはパンの名前でした。問47,48,49は文章の流れがつかめていないと思われる誤答が目立ちました。正解は問47が④クランペット、問48が①とてもおいしかった、問49が③毎週、水曜日でした。長い文章になると、集中が途切れて、全部が把握しきれない、ということもあると思いますが、あとは練習次第です。

正解率が低かったのは問1,33と指文字問題でした。問1は①通訳、②紫、③試す、④無理、でしたが、正解は④です。問33は①梅、②桜、③松、④世話する、でしたから④が正解です。手の形や動きの似ている単語との誤答が目立ちました。問38は文章の流れがつかめていないと思われる誤答が多かったです。正解は②仕事のため、です。問39も同様で、正解は④歴史の研究です。問46では、質問文に「任されていたのは何ですか？」とあるので、③猫の健康確認、が正解です。長文問題は単語だけではなく文章として読み取れるように練習をしておきましょう。