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      「手話」という言葉の体系や歴史について知っていただくための講座です。
      後半では言語学習の基礎知識についても学習いたしますので、手話以外の言語を学習中の方にも役立つ内容になっています。
      全編をご覧いただくためには、手話オンライン講座への 会員登録(無料) が必要です。

      手話学『神田文庫』
      ※ この講座は、NPO手話技能検定協会理事長・神田和幸先生(中京大学名誉教授)の公式サイト『神田文庫』の掲載記事から転載しています。

      言語使用の技能として、受容技能よりも産出技能の方がむずかしい、ということは英語を習った経験から実感できます。しかし手話学習では、手話をすること(産出)よりも、読み取り(受容)の方がむずかしい、という話をよく聞きます。これはなぜでしょうか。

      英語教育の場合、文字を用いた「読み」つまり英文解釈と「書き」英作文では、確かに英作文が苦手の人がほとんどです。英会話においても、聞き取り(聴解)と発話を比べると、「うまく話せない」というケースがほとんどです。「言ってることはなんとなくわかる」けれど「どう答えたらいいのかわからない」のがよくあるケースです。ここに手話教育の特殊性があるのですが、一般だけでなく専門家も理解していません。理由を答えられる人はほとんどいないのではないでしょうか。

      本当はかなり詳しい言語学的説明が必要なのですが、簡単に説明すると、英語の場合、日本人が習っている日本英語と、相手が使用する国際英語またはアメリカ英語などとの差があまり大きくないといえます。後述しますが、母語話者(ネイティブ)の受容能力は高く、間違いや不正確であっても理解できる範囲は広いのです。日本人の日本英語でも、話せばほぼ理解できます。日本人も日本英語で話してもらえば聴解も簡単です。国際英語は日本英語に近いので、英米人の英語よりも、非英語圏の人の英語なら聞き取りやすいのは、それが原因です。

      国際英語というのは1つの英語ではなく、世界に存在する英語World Englishesのことで、世界の各種の英語がすべて含まれる概念です。日本英語も実はその1つに入っています。こういう言語同士の関係をまず理解すると、その後の英語学習も進みやすくなります。

      同じように、手話について、いわゆる日本手話にも、使用者によって違いがあります。これを言語変種といいます。日本手話という総称の中に、聾者と呼ばれる人々が伝承してきたと考えられる手話、昔は伝統的手話と呼ばれる変種と、手話通訳が登場するようになって急速に発展してきた、主として聴者が使う手話、いわゆる聴者手話があります。

      聴者手話を「日本語対応手話」と呼ぶ人もいますが、この概念は曖昧なので、注意する必要があります。聴者手話の中にも変種があり、手話学習初心者が使う「指文字だらけ」のものから、手話通訳士のようなプロが使う高度なものまであります。昔は、ろう者手話、日本語対応手話、中間型手話などの分類が行われましたが、現状のように複雑になっていると、こうしたざっくりとした分類ではなく、使用者別に分けたり、場面によって分けるなどの詳細な分類が必要になっています。

      聾者手話も世代による違いが顕著になってきており、とくに聴者との交流が進んできて、「新しい手話」を母語とする世代がいます。近年、SNSなどの影響も強くなり、独特の用法を聴者と共有する世代も増えて、古い世代からすると「日本語化」が進んだ聾者手話も増えています。手話通訳の手話も、高齢の聾者と聴者で共有する変種もあれば、若い世代で互いに共有している変種もあり、単純に聾者と聴者という使用者分類では間に合わない状況になっています。

      手話技能検定試験は手話の言語的特性に鑑み、他の言語検定とは異なる方法をいくつかとっています。その1つが「試験範囲の公開」です。

      この方法は手話検定独自の手法なのですが、後発の全国手話検定も同じ手法を採用しているのは、理由が不明です。試験範囲が公開されている、ということは受験者にとって、受験しやすいことが想定されます。
      なぜこういう手法を採っているかというと、手話検定は高校受験などのような入学試験と違い、合格人数の制限がないからです。一定レベルの学習達成度があることを証明することが目的だからです。

      また、英検などと同じく、級に分けていますが、英検などでは、参考書等や過去問題による公開が主体であるのに対し、手話検定ではさらに一歩進めて、特定の参考書等がなくても、普通に手話講座や手話サークルなどで学んだ人が受験できるような制度にしています。
      受験と言えば、まず参考書を買って、という手段が一般的ですが、それなりの負担があります。手話検定は「手話の普及」を目指しているので、できるだけ費用が少なくても受験できるように、という思想があります。

      級に分けるレベルには、根拠が必要です。優しい、と難しい、の違いをどこに求めるかです。手話辞書にはそうした分類がなく、単純に、あいうえお順に日本語の見出しになっています。なぜ日本語になっているか、というと「手話に文字がない」からです。「日本語手話辞典」になっています。しかも掲載している語に辞典によるばらつきがあります。

      そこでまず、「頻度統計」をとることにしました。設立当時発行されていた手話辞典類すべてをデータ化し、頻度統計を取りました。なぜそうしたか、というと、手話辞典編纂者は各自の判断で、必要と思える手話を掲載しているので、そうした編集者による個人差を平均化するためです。簡単にいえば「誰もが必要と思っている語」を基本的な語と考えるわけです。

      しかし、それだけでは、さらに細かな難易度まではわかりません。そこで、日本語の教育語彙と比較します。教育用語彙はそれに基づき、小学校の国語教育がなされています。聾児も同じ教科書で学習しますから、「日本人として必要な語彙」であり、それに対応する手話語彙をレベル分類することで、手話検定用語彙のレベル化をしたのです。
      手話語彙の頻度統計を順に並べただけでは、意味的な不均等が出ることもあります。たとえば、春夏秋冬で、秋だけが頻度が低い、といった現象もあります。そこを調整して、対立語も揃うような形にして、検定語彙を制定しました。

      また日本語では基本であっても、手話語彙にない語もありました。手話会話では指文字などで表現されます。
      そこで、指文字や数字も早い段階で、導入するような工夫をしました。とくに7級という指文字専用のレベルを作り、小学校で指文字の清音だけを習っただけでも受験できるようにしました。指文字は、実は産出が簡単な割に受容つまり読み取りがむずかしいのです。

      実際に検定試験結果を見ると、上級でも指文字や数字の読み取りが困難な人が多いことがわかってきました。その原因はわかっていますが、それは後日の説明とします。

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